まあ、新年早々ですが色々ありますよね。
良い事はたまにしかないけど、
つまらない事は津波のように次から次へとやって来るんだよね?
何かさ、気持ちを整理するのにちょっと時間がかかりすぎたね。
ま、いいか。そんな事は。
そういえばさ、去年の話なんだけどさ。
ある、タクシー運転手の話なんだけど。
お正月に田舎に帰れなかった人も多かったと思うけどさ。なんか、オレも含めてそういった人達には良い話だと思うからお話します。
その運転手さんのタクシーにいかにもヤクザ風の男が乗り込んできたらしい。その運転手さんはお客様が少しでも和んでホッとしてくれれば良いと思い、何気に自宅の軒先に咲いていた花を車内に生けたらしい。生け花なんてちょっと揺れたら水がこぼれるから運転の技術向上のためにもと考えたらしい。そのヤクザ風の男は生け花を見て呟いたらしい。「この花ってさ、オレの田舎に咲いていた花と同じ花だよな?花って良いな。どこで見ても同じ花だし精一杯咲いているんだよな」って、寂しげに彼が呟いたらしい。続けて「オレなんてさ、田舎に帰りたくても帰れないし、帰ったら世間体もあるだろ。お袋も辛いだろうし、帰れないんだよ!俺だって帰りたいんだけどな」なんて事を呟いたらしい。それを聞いた運転手さんが「そんな事はないと思いますよ。お土産とか、お金とか、格好とかを欲しがってるんじゃなくお母さんはそのままの元気な姿が、元気な顔が一番のお土産じゃないですか。帰ってあげたほうが良いと思いますよ。」と言うと、男は「足を洗うにも難しいんだよ…」それから話が途切れて、ふとミラーを見るとそのヤクザ風の男が泣いていたらしい!
「みんな寂しいんだな。どんなに強がっていてもさ、疲れたらお袋の顔を見たいとみんな思うし田舎に帰りたいとどこかで思っているんだな。人って根底にあるとこは寂しいんだな。優しさがあるんだな。」そう思ったそうです。
この運転手さんも偉いよね…人はさ、格好とかプライドとかなければ生きていけないけどさ。あり過ぎてもまたむずかしいんだよな。プライドを、生活を守る為に無理しなきゃいけないもんな。
しばらくして、目的地にタクシーが着くと「じゃあ」と言って、肩を揺らして歩いて言ったらしい。
人ってみんな悲しみとか辛さとか胸にしまって生きてるんだよ。
多少の無理をしてもしすぎちゃいけないしさ。バランスって難しいけどたまには素になって生きなきゃいけないときもあるよね。
何か考えさせられる話でした。
なんかまとまりがない話になったけどさ。
さあ、今年も始まったばかりだけど、次のお正月目指して頑張ろう。
もう一年きったしさ。
長いような短いような、
その間色々あると思うけど、笑い飛ばして頑張ろうぜ!!
年末年始、トラブル続きだったG.Father。
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